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今の自分ではない自分に見えるようなウイッグ

自宅には、母が持っていたウイッグがあります。子供のころ、母にかくれて、そーっと取り出し、自分の頭にのせて、鏡を見たことがあるのです。思わず吹き出してしまいましたが、その時、妙に、自分が大人っぽく見えたことを思い出します。

 

その大人っぽい印象が、今の今まで、記憶されていて、かつらは、人を別の人にかえることができる魔法のアイテムなんだ、と認識されたと言うことです。自分が被るのなら、くせ毛なので、さらさらヘアのウイッグが良いなとか、全く逆に、今の中途半端なくるくるではなく、美しく、ウエーブがかかった、品の良いパーマも良いなあ、と思うのです。

 

いつもではない、自分が、そこにいると、なんだかわくわくします。刺激があるとまた、良い仕事も出来そうです。